1年間の【フランス料理修行】へ持っていったものリストを公開します

短期間の旅行でもなく移住でもない「半年から数年の海外勤務」となると、持ち物に悩む方も多いと思います。

私は以前に1年間、フランスのレストランで働きながら生活していた経験があります。

現地での生活や仕事については別記事でまとめてあります。

その時の経験から

  • 実際に持っていったもの
  • 今思えば不要だったと感じるもの
  • 持っていけば良かったもの

これらをご紹介していきますので、これから海外勤務をお考えの方の参考になれば幸いです。

持っていったもの

仕事関係品

  • 包丁
  • 黒ズボン
  • コックシューズ
  • レシピノート
  • 筆記用具

包丁は牛刀、ペティナイフ、筋引き、出刃の4本を持っていき、全て使いました。シャープナーを持っていけば良かったと思います。

仕事用黒ズボン(ユニクロ)2枚とコックシューズ1足は1年間で履きつぶし、最後に処分してから帰国しました。帰国時の荷物を減らすためですね。

コックコートは1件目のレストランでは不要だったので、2件目のビストロでの勤務前に現地で安い半袖のタイプを2着購入しました。

1年間着るのなら、日本で3着ほど買っていくのが良いかと思います。下のようなアイロンの手間がかからないポリエステル100%のコックコート(白か黒)がオススメです。


コックコート コックシャツ 5分袖(五分袖) 7757 男女兼用 チトセ

レシピノートはシェフからの急な要求などに対応するために一応持っていき、何度か確認のために使いました。

筆記用具は必要最低限のものでOKです。

洋服

  • ズボン
  • パーカー
  • ジャケット
  • カジュアルなコート
  • 半袖シャツ
  • 部屋着
  • 肌着
  • 靴下
  • スーツ

必要最小限のもので着まわす、を第一に考えていました。

ズボンは出国の時に履いていたユニクロのブラックジーンズ1着のみで1年間過ごしました。レストランにも行けるようなキレイてシンプルなタイプがオススメです。仕事用の黒ズボン2着を私服としても使い、着まわして1年間乗り切りました。

パーカーとジャケットとコートはそれぞれ1着ずつでしたが、1年間不便なく着まわせました。

出国時期が夏の場合はコートは現地購入するか、ユニクロのウルトラライトダウンのような軽くてかさばらないものが良いでしょう。

部屋着としてスウェットの上下を1セット。

半袖シャツは3枚。これもちょうど良かったです。夏場も肌着の上から着ていたので、2枚で大丈夫だったかも、と思います。

肌着&靴下は、ユニクロエアリズムとボクサーブリーフを5着ずつ、黒のシンプルな靴下を5足持って行きました。

肌着はちょうど良かったです。買い足しもしませんでした。しかし靴下は10ヶ月ほどで破れてきてしまったので、3足ほど買い足しました。

スーツは三つ星レストランなどでの食事のために持って行き、実際に1度使いましたが、1年間で着たのはその1度のみでした。

1つ星レストランにも何度か行きましたが、ジャケットにブラックジーンズで問題なしでしたので、スーツは不要だったかも、と思っています。

その他身につけるもの

  • スニーカー
  • 革靴
  • 眼鏡
  • スーツケース
  • リュック
  • ボディバック
  • 折りたたみ傘

スニーカー&革靴は1足ずつ持っていきました。スニーカーは黒のシンプルなデザインで、疲れにくく履きやすいものだと、レストランでの食事にも旅行にも使えるのでオススメです。

スーツに合わせた革靴も持って行ったのですが、これも1度しか履きませんでしたので不要だったかな、と思います。

眼鏡は、普段コンタクトレンズを使用していたのでほぼ使いませんでしたが、念のため持っていきました。

日本からの荷物を持って行くためのスーツケース&リュックと、現地で出かける時のためのボディバッグです。

盗難防止のため、体に密着するタイプのボディバッグがオススメです。

傘は現地調達でも、どちらでも良いかと思います。

電化製品

  • パソコン
  • スマホ
  • モバイルバッテリー
  • シェーバー

スマホは必須です。全て充電器などとセットです。イヤホンも必要ですね。スマホがあればパソコンは無くてもなんとかなりますが、何か作業をする予定の人はパソコンも必要でしょう。

日本とフランスでは電圧が違いますが、最近の電化製品はほぼ全てグローバル対応ですので、変圧器は不要です。私も使いませんでした。

しかしプラグ(コンセント)の形状が違うため、変換プラグが必要になります。フランスでは下のようなCタイプかSEタイプが使用可能です。私は3つ持っていきました。こちらから楽天市場でチェックできます。

スマホ・Wi-Fiについては3パターンです。

  1. 現地でプリペイド携帯
  2. ポケットWi-Fiをレンタル
  3. 現地では無料Wi-Fiのみ使う

プリペイド携帯は手続きや入金が面倒で、ポケットWi-Fiは1年間レンタルだと高額になるため、私は3を選びました。

職場やシェアハウス、ホテル、駅などのWi-Fi完備の場所でだけスマホやパソコンを使うようにして、通信費が高額になるWi-Fiの無い環境での使用は最小限にしました。

それで特に問題無く1年間過ごせました。

貴重品

  • 現金
  • クレジットカード
  • パスポート

全ての人に必須なものです。

現金は円で5万円ほど、ユーロで20万円分ほど持っていきました。

円は日本の空港などで使う用、ユーロは最初の給料日までの生活費としてです。

それ以外に日本の銀行口座に130万円ほど入れておき、クレジットカードの引き落とし用にしておきました。クレジットカードは主に列車やホテルの予約や支払いに使いました。

クレジットカードは海外生活では必須です。まだお持ちでない方はこちらからお手続きできます。年会費無料でシンプルなデザイン。丸井グループのエポスカードです。

パスポートは、普段は鍵付きのスーツケースの中に入れておき、外出するときはボディバッグに入れて持ち歩きました。

1年間で警察官などからパスポートの提示を求められたことはなかったです。

日用品

  • マスク
  • コンタクトレンズ
  • コンタクトレンズ洗浄液
  • 歯ブラシ&歯磨き粉
  • シャンプー&コンディショナー
  • 洗顔料
  • スキンクリーム
  • リップクリーム
  • その他薬など

マスクは今は必須ですが、当時は念のため持っているという意識でした。体調維持のためですね。

コンタクトレンズは眼科で事情を説明して1年分+予備分をまとめて購入して持っていきました。

コンタクトレンズの現地調達は難しいでしょうから、多めに持っていきましょう。必要な方は目薬も忘れずに。

洗浄液は現地の薬局で購入できました。

ほとんどの日用品は現地でも購入可能。しかし自分に合う合わないがあるので、スーツケースの空き具合と相談して判断しよう。

自分に必要な薬は必ず多めに持っていきましょう。現地調達は困難です。

今思えば不要だったと感じるもの

すでに触れましたが、

スーツと革靴です。

高級レストラン用に持っていきましたが、ジャケットとブラックジーンズ、キレイめスニーカーで代用可能でした。

結構かさばるので無くても良かったかな、と思いました。

3つ星レストランにたくさん行くんだ!という方は必要かもしれません。

持っていけば良かったもの

包丁のシャープナーです。

持っていかなかったので途中で同僚のものを借りました。

そこまで大きなものでもないので、持っていけば良かったです。下のようなタイプが使いやすいです。こちらから楽天市場でチェックできます。

まとめ(リスト一覧)

一覧にしてみます。オススメの数量があるものは記入しています。

仕事関係品

  • 包丁(牛刀・ペティ・筋引き・出刃)
  • 黒ズボン×2(帰国時現地で処分)
  • コックシューズ×1(帰国時現地で処分)
  • 今までのレシピノート
  • 筆記用具

洋服

  • ズボン(ブラックジーンズ)×1
  • パーカー ×1
  • ジャケット×1
  • カジュアルなコート×1
  • 半袖シャツ×2
  • 部屋着(スウェット上下)×1
  • ボクサーブリーフ×5
  • エアリズムTシャツ×5
  • 靴下×5(現地でも購入)
  • スーツ(無くても良かった)

その他身に付けるもの

  • スニーカー(キレイめのもの)
  • 革靴(無くても良かった)
  • 眼鏡
  • スーツケース
  • リュック
  • ボディバック
  • 折りたたみ傘(現地購入でもOK)

電化製品(充電器やイヤホンなど付属品含む)

  • パソコン
  • スマホ(Wi-Fiスポットでのみ使用)
  • モバイルバッテリー
  • シェーバー

貴重品

  • 現金30万円位(円・ユーロ)
  • クレジットカード×1
  • パスポート

日用品

  • マスク
  • コンタクトレンズ(1年分+α)
  • コンタクト洗浄液(現地でも購入)
  • シャンプー&コンディショナー
  • 洗顔料
  • スキンクリーム
  • リップクリーム
  • その他薬など

空港での追加料金無しでの預け入れ可能荷物は23kgまでです。

自分ひとりで運ぶことを考えても荷物はなるべくコンパクトにしたいですね。

そのためにも

  • 日本から持っていくもの
  • 現地で購入するもの
  • 帰国の際に現地で処分するもの

これらを自分の中でイメージすると、リストを上手く作れるようになります。

参考にして頂ければ幸いです。

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