長時間労働や低賃金、サービス残業、厳しい上下関係、不規則な生活など、様々な悩みを抱える料理人は多いです。
100人が料理人として仕事を始めて、10年後に残っているのは10人、シェフになれるのは1人と言われています。
夢のあるクリエイティブな職業である一方で、厳しい世界なので多くの料理人は夢に辿り着く前に別の生き方を選ぶことになります。
料理人として、どんな生き方があるのかを知る
多くの料理人は「独立してオーナーシェフに!」という思いでキャリアをスタートしたのではないでしょうか。
しっかりと実力がついていればレストランの独立開業はもちろん、出張料理人や様々な料理情報の発信をするなど、フリーランスとしての可能性が広がります・
しかし、そこに辿り着くのは至難の業です。
現実に多くの人は30代以降も雇われ料理人として働くことになります。
個人店、企業傘下店、大衆店、高級店、結婚式場、セントラルキッチン。様々なパターンが考えられますが、得られるものや求められるものは同じではありません。
どのような道を選ぶにしても、それぞれの職場にどんな特徴があるのかを知らなければ、進むべき道を間違ってしまうかもしれません。
しかし、その情報の中には経営者側に都合よく発信されているものも多いものです。
その結果、イメージと現実とのギャップから短期間での退職ということになりがちです。
そこで必要になるのは、実際に体験してきた人のリアルな情報です。経営者側の視点ではなく、従業員側の視点での情報が必要です。
あなたを雇う経営者にとって一番重要なことは、あなたの人生ではなく会社(お店)が利益を出して潰れないことなのです。
自分の料理人人生は自分で守る。そのためには正しい情報が必要。
しっかりと考えてキャリアを進めなければ、会社やオーナーに都合よく利用されて、将来の生活が厳しくなるのは確実です。50歳、60歳になって低賃金&長時間労働はつらすぎます。
私自身も転職や人間関係などで多くの失敗を繰り返して、多くのことを学びました。
このブログでは、皆さまの少し先を料理人として歩んできた経験を活かして、皆さまの悩みが少しでも解決できるような情報を発信していきます。
「こんなはずじゃなかった、、、」
「もっと早く知ってたらなぁ、、」
そんな料理人が1人でも減り、自分で納得した料理人人生を歩むための手助けが出来たらと思っています。
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